人生を味わうブログ〜仕事と家族とお金から自分の人生を考える〜

誰もが「自分の人生を生きたい」と思っているにも関わらず、「自分の人生を生きている」と実感できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。「自分の事は自分ではよくわからない」とは言いますが、日々の生活の中で向き合っている仕事、家庭、お金などの現実から、「自分はどういう人生を生きたいのか」を考えていきます。

自分を偽らない

私は専門職として働いているので、意見を求められることが多いのですが、当然ながらわからないこともあります。

その時にどう振る舞うかが、相手との信頼関係の構築や自身の成長と関係しているのではないでしょうか。

例えば、何か意見を求められた際に、専門職として「わからない」とは言いづらいので、話をすり替えたり、確信がないのに断言してしまったり、なんとかその場を取り繕ってしまうことがあります。

たいていの場合、それでなんとかなっているのですが、心の中では「ちゃんと応えられなかった」と悔いが残るんですよね。

なので、私はわからないことがあった際や答えに迷う際には、ごまかさずに、これまでの経験や、そこからどう考えるのかを自分自身に聞いてみます。
私は、自分が経験したことは信じていますし、そこからわき出てくるものに任せるしかない、ということかもしれません。

また、これまで人並みには経験を積んできたと考えているので、それでもわからないことはとてもレベルが高い内容なのでしょうし、いま向かい合っていることに、これまでの経験や知識が当てはまらないことも多々あるわけです。

なので「自分が間違っているかもしれない」と思っておくことは、大切ですよね。

これは決して「自信がない」といったスタンスではなく、自分を修正する余地を残したり、相手にも話してもらうチャンスを与えたり、といった意味合いもあります。

この自分自身に聞いてみる、というのは「リフレクション」と言われていますが、必要なときにリフレクションができる、というのも難しいんですよね。