人生を味わうブログ〜仕事と家族とお金から自分の人生を考える〜

誰もが「自分の人生を生きたい」と思っているにも関わらず、「自分の人生を生きている」と実感できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。「自分の事は自分ではよくわからない」とは言いますが、日々の生活の中で向き合っている仕事、家庭、お金などの現実から、「自分はどういう人生を生きたいのか」を考えていきます。

気持ちのコントロール

私は専門家として働いていますが、契約先が本当に専門家の意見を尊重しているかというと、そうでもないことも多いです。

つまり、法律で定められているから、など、専門家と契約している体裁を大切にしているだけで、本当は意見(特に、耳障りのよくない意見)を聴きたいとは思っていないかもしれません。

私は比較的、人がどう思っているかを察することが得意、というか、それが仕事の一部でもあるので、相手がこちらをどう見ているかがわかってしまうことがあります。

それは、相手の言い方だったり、微妙な仕草だったり、多層的な人間関係の中でのやりとりであったり、はたまた自分の意見がどう扱われるかであったり、そう感じる場面は様々ですが、どこかで答え合わせをする機会があると、結構、予想が的中します。

そういう時には、怒り、不安、悲しみなど様々な感情が生まれてきて、余計なことを考えてしまって、自分本来のパフォーマンスが発揮できないだけでなく、考える必要のない時間にも、むしろ、考える必要のない時間にこそ、その場面とそれに伴う感情が頭の中で繰り返されてしまいます。

そういうときにどうするか、は個人で様々ですが、私は二つの方法をとっています。

一つは、家族の写真や動画を見ること。

写真や動画は基本的には「過去」の記録ですが、過去を懐かしむのではなく、気持ちの対象を自分の大切なものに切り替えると、案外、悩んでいたことがバカバカしい、となったりします。

もう一つは、景色、特に、車や人の流れが見える景色を遠目に見ることです。

そういった景色を見ていると、「ああ、自分が怒っていようが、悲しんでいようが、時間は淡々と流れていくんだな」と、気持ちが切り替わったりします。

誰でも同じ効果があるかはわかりませんが、危害があったらぜひ試してみて下さい。