主たる勤務先がないことでの焦り
タイトルを見ると、主たる勤務先がないことに焦っているような印象を受けますが、実際には焦りは感じていません。
焦りがあるとすると、仕事の感覚が鈍ること、お金のこと、世間体などがあったりしますが、今のところどれも自分の心の中にはありません。
仕事の感覚が鈍る、ということについては、いくつか非常勤先があり、幸いにも充実した時間が過ごせているため、今できることができなくなってしまう、という心配はありません。
今は生活のペースができていないので充分な時間がとれていないのですが、これまでそのままにしておいた「これってどうなんだろう」という知的好奇心も、少しずつ掘り下げていきたいですし、これまでは何となくやっていたことも、今一度、「どうして」という理由について振り返る時間を確保していけるといいのかな、と漠然と考えています。
また、これまで仕事に振り分けていた時間を家族のために使っていることで、親としての成長が人間としての成長に繋がることも実感しています。
例えば、以前は時間的にも心にも余裕がなかったので、子供に対して先回りして上手くいくように行動してしまうことが多かったのですが、最低限の安全には気をつけながら「○○すると、○○とか、○○とか、大丈夫かな」と、可能性を伝えて見守ることを心がけています。
また、失敗したとしても、叱りつけたり、「ほら!言ったでしょ!」と感情的にならずに、「大丈夫?」と声をかけながら、笑い飛ばしていると、子供も自分の事として考えるようで、「○○すればよかったかな」とか笑いながら話してくれます。
単純に親から子への「押しつけ」で教えるのではなく、子供を一人の人間として接することで、友人との付き合いや、仕事においても人との関わりについて学べているのではないでしょうか。
今の時間の使い方をどう捉えるかで、仕事がないことに対して焦るのではなく、今の時間を最大限、人間としての成長につなげていければと思うこの頃です。