人生を味わうブログ〜仕事と家族とお金から自分の人生を考える〜

誰もが「自分の人生を生きたい」と思っているにも関わらず、「自分の人生を生きている」と実感できる人はそれほど多くないのではないでしょうか。「自分の事は自分ではよくわからない」とは言いますが、日々の生活の中で向き合っている仕事、家庭、お金などの現実から、「自分はどういう人生を生きたいのか」を考えていきます。

NISA口座をどうするか【番外編 子供】

NISAですが、ジュニアNISAもありますね。我が家では贈与関係の書類を作成して、現金を贈与し、ジュニアNISAで運用しています。これを本人達が18歳になったときに管理をさせる予定ですが、投資に対する勉強をしてもらうだけでなく、例えば大学生になっていれば、仕送りの代わりにしてもらうことで親も楽をしたい、といったことを目論んでいます。

妻編でも書いたのですが、こちらも始めた当初とは投資環境も変わるわけで、購入する資産もちょっとずつ変わったりして混乱し始めてもいます。以前は日本株式が入ったり、入らなかったり、先進国、新興国に分散したり、とか色々と紆余曲折しているのですが、今は米国のインデックス(コストも安い!)か、配当貴族がいいかな、なんて考えてはいますが、5年の非課税期間+約20年(といっても長男だとあと10年くらい?)というわかりにくい制約の中で、どう運用していくかの備忘録的な部分もあります。

で、ジュニアNISAは年間80万円、非課税期間は5年間(ロールオーバー可能、その場合、評価額が80万円を超えていても全額ロールオーバー可能)、特定口座に払い出すと、18歳までは売却できず、といった感じです。残念ながら、子供達みんな80万円枠を活用するだけの資金的な余裕はありませんんが、毎月定額積立をしており、最初の非課税期間が終了するのが2020年(2016年スタート)になります。

ちなみに、長男の2016年の口座はこんな感じです。

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2016年のジュニアNISA

実は、第1子はジュニアNISAが始まる前からスタートしていたのですが、投資環境の影響で順調に右肩上がりではなかったので、資産の損益がないタイミングで売却し、ジュニアNISAに乗り換えたといった経緯があるため、2016年の投資額は74万円ほどになっています。そして、現時点での評価額が111万円になっており、これならロールオーバーかな、と考えています。

なので、判断材料の一つとしては、投入資金額に差があるものの、評価額が80万円を10%程度超えていればロールオーバーになるのかな、と考えています。

一方で、投資額が80万円を下回っていれば、利益が出ていても非課税期間の終了時に80万円に届かないこともあるわけですが、その際には評価額がどれくらいか、つまり年間の投資枠がどれくらい残っているかによります。ただ、80万円×5年=400万円の最大額が積み上がっていれば、「仕送り」として4年制の大学で400万/年の資金が準備できているわけで、十分ではないかと考えたりもします。また、評価額が低いときに特定口座に入れると、その時点での評価額が購入額になるため、売却する際の税金が多くなってしまいますので、得策ではありません(購入時より損がなければ、非課税口座の意味はあるのですが)。

なお、妻編で書いたように、異なるファンドへの乗り換えについてはジュニアNISAでは購入した資産の売却に制約がありますので、選択肢にはなりません。

なので、非課税期間の終了時に80万円に届かなかったとしても、ロールオーバーして、残った枠で年間上限の80万円まで積み立てる、が現時点での選択肢かな、と考えています。